マイ・パソコン・ライフ Vol.3
〜忍者のように素早くアクセス〜
 ★Windows発展途上人
   (忘れがちなOSの重要事項や便利な機能を紹介)

    〜Windows先進人を目指して!〜
    忍者のように素早くアクセス〜最近使ったファイル〜
前回使ったファイルを再び開いて、作業の続きを行うことがよくあると思います。
そういった時どのようにしてファイルを開いていますか?

@アプリケーションを立ち上げ、ファイルを開く
Aファイルを直接ダブルクリックして開く
B「最近使ったファイル」を使って開く

等があります。@Aでもまったく問題ありませんが、ファイルを開くまでの操作に少々時間がかかってしまいます。Bの方法だと@Aに比べて比較的素早くファイルを開くことができます。操作方法は以下の通りです。

1.「スタート」から“最近使ったファイル”を選択する。
2.最近使ったファイルが最大15個まで表示されるので、そこから開きたいファイルを選択し、クリックする。

※最近使ったファイルの一覧を消すには?
1.「スタート」−「設定」−「タスクバーとスタートメニュー」を選択する。
2.“最近使ったファイルの一覧”から「クリア」をクリックする。  
⇒もちろん、ファイルの一覧から消去されるだけで、ファイル自体が消去されるわけではありませんのでご心配なく。
 ★情報の窯出し(Office2000の新機能紹介コーナー)
     〜Office2000って今までとどこが変わったの?〜
   文字も画像も一発挿入! [Word2000]
Wordを使っていて、ページの途中に文書を入力したり、画像を挿入したい場合がよくあると思います。そういった場合はカーソルをその位置まで移動させないといけませんよね。
矢印キー(↑、↓、←、→)では動いてくれずに、わざわざ「改行」を押したり、「スペース」キーを入力したりして、カーソルを移動させているという経験があられると思います。
⇒これはとても面倒ですよね。

実は、Word2000ではこの面倒さが解消されたのです。
方法は以下の通りです。
 1.文書を入力、画像を挿入したい場所の上にマウスを持っていく。
 2.マウスをダブルクリックする。
 如何ですか?カーソルがダブルクリックした位置に移動されたでしょう?

この機能のことをクリックアンドタイプ機能といいます。
これならば、カーソル移動も一発OKで簡単ですよね。
     
※入力を始める場所によって、文字揃えやオブジェクト(画像など)に対しての文字の回り込みも自動的に設定されます。      
  
 ★"完ちゃん"のパソコン独断・偏見コーナー
   便利さと安全は、両立するか?
家庭電話は、ダイヤルからプッシュホン、コードレスホンと変わってきて便利になった。
しかし、危険性は確実に増しているのである 。コードレスホンの電波は、100m近く飛ぶことから、その電波を受信する為のレシーバと解読装置があれば、簡単に盗聴が可能となってしまう。
最近、テレホンバンキング・サービスが始まっているが、口座番号、暗証番号をコードレスホンから送信するのは極めて危険と言わざるを得ない。
      
一方、企業内では、基幹業務系から社内コミュニケーション、営業支援等々の電子メールを使った情報整備に移って来ている。この技術的基盤となっているのが、構内ネットワーク(LAN: Local Area Network)である。一般的に使われているEthernet 方式は、複数のパソコンの中で、特定のパソコン同士間で通信する場合でも、ネットワークを流れるデータは、すべてのパソコンに届く仕組みになっている。従って、ネットワークのコンセントに解析プログラムが入ったパソコンをつなげれば、盗聴が可能となってしまうのである。
      
ただ、これへの対処方法は、いろいろ用意できている。(但し、コストはかかる)大事なことは、便利の裏腹としての危険性がどれだけあるかを認識することである。後は、その結果としてのリスク投資をどれだけ行うかの投資対効果判断である。
機密の情報が少ない我が社としては、今しばらく便利さのみを追求するのが続きそうである。